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【博多屋×賞味期限】もみじ饅頭の賞味期限20日間以上を確保する博多屋のこだわりとは?

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2024.09.29 up

 

広島旅行のお土産にもみじ饅頭を手にする人も多いはず。

 

美味しさや種類、価格などで商品を選ぶと思いますが、合わせて意識するのは「賞味期限」ではないでしょうか。

 

当店博多屋製造のもみじ饅頭の賞味期限は20日間以上。

 

持ち帰ったあとにゆっくり食べられるので、安心して手土産にしていただけます。

 

なぜこんなに長い賞味期限を確保できるのか、今回はそのこだわりをご紹介します。

 

 

製造メーカーによって異なるもみじ饅頭の賞味期限

 

宮島にはもみじ饅頭の製造元が10数社あります。

 

製造された商品について、どれももみじの葉の形をしていて見た目はよく似ていますが、味わいはそれぞれに特徴があり、実は賞味期限も各社で違います。

 

賞味期限は、製造メーカーによって1週間~3週間ほど。なぜこんな違いがあるのでしょうか?

 

[理由① 包装方法]

 

 

もみじ饅頭の賞味期限が違う理由の中で、一番大きく影響する要素は「包装方法」。

 

日本の「食」のおいしさを支える重要なポイントに、製造関連機械の進歩が挙げられます。

 

もみじ饅頭の場合、包装用の袋内を真空状態にすることで、商品の品質維持、賞味期限の延長が実現できます。

 

真空状態にするため、包装時に脱酸素剤を同封して密封します。

 

脱酸素剤とは、袋内の酸素を吸収する薬剤。酸化防止、カビ・細菌の増殖防止、変色防止などの効果が得られます。

 

また、脱酸素剤は外気からの酸素も吸収するため、脱酸素状態を維持することができます。

 

博多屋では、脱酸素剤を投入する機械を製造ライン上に導入。フィルムに脱酸素剤が自動的に貼り付けられ、そのフィルムでもみじ饅頭を包装するため、脱酸素状態の個包装に仕上がります。

 

それにより、もみじ饅頭の品質、おいしさを持続させると同時に、賞味期限も延ばすことが実現できています。

 

 

包装技術の進歩に感謝いたします。

 

一方で、包装機械は非常に高価で、また設置に広いスペースも必要なため、手軽に導入できるものではありません。

 

博多屋も含め小規模の製造元にとって、導入のハードルはかなり高い現状もあります。

 

博多屋のもみじ饅頭の賞味期限は、季節によって多少異なりますが、基本3週間ほど(約20日以上)確保しております。

 

[理由② 店内製造・製造場兼販売場]

 

 

当店で販売しているもみじ饅頭は、すべて博多屋店内で製造しています。

 

焼き上がった直後に店頭に並ぶため、工場で製造されるものより、店頭に並ぶまでの時間がかからず、賞味期限がその分長くなります。

 

博多屋では、毎日7種類の焼きたてもみじ饅頭を販売しております。

 

その日に焼いたアツアツ焼きたてのもみじ饅頭、その場で焼く店舗だからこそ食べられる特別な味わい。

 

宮島旅行で訪れた方に、一番のおすすめです。味わいと一緒に、旅の楽しさをより一層感じていただけるかと思います。

 

また、博多屋にはオンラインショップもあります。

 

オンラインショップで注文されたもみじ饅頭は、基本的に、店内で焼いた出来たてを発送させていただくので、賞味期限に安心していただけるうえ、おいしさにも自信があります。

 

オンラインショップはこちら

 

※個包装の開封後は賞味期限にかかわらず、お早めにお召し上がりください。

 

「オンラインショップは配送料が気になる」などと感じられるお客様には、包装を自宅用として簡易化し送料を抑えたお得なパッケージの商品がおすすめです。12個入りのもみじ饅頭の詰め合わせ送料込みで1,690円です。

 

【送料込み/日付・時間指定不可/一箱ごと配送】もみじ饅頭詰合せ(6種12個入)

 

もみじ饅頭はお菓子の分類上、「和生菓子」とされ、いわゆる水分量は30%を超えています。

 

水分量が多く含まれるカステラ生地が大半を占めるもみじ饅頭は、実は、おいしさが劣化しやすいため、なるべく早く食べたほうが良いとされています。

 

もみじ饅頭のパッケージに印字される賞味期限は、通常、食品検査の専門機関で検査をしていただき、その結果を踏まえて、おいしく食べられる期限を設定しています。

 

「和生菓子」であるもみじ饅頭、賞味期限が印字されるとしても、よりおいしく感じていただくために、早めにお召し上がりいただくことをおすすめします。

 

もみじ饅頭の<賞味期限>と<消費期限>

もみじ饅頭のパッケージには基本的に「賞味期限」が印字されています。賞味期限とはおいしさなどの品質が保たれる期限で、消費期限とは安全に食べられる期限です。

 

 

こしあん、チョコ、チーズ・・・。味の種類で異なる賞味期限

 

 

味のバリエーションが多彩なもみじ饅頭。

 

当店にも、こしあん、つぶあん、チョコ、クリーム、抹茶、チーズ、ももともみじの出逢い(オーガニックレモンが入るカステラもみじ)の8種類があります。

 

実は、もみじ饅頭は味の種類によって賞味期限が異なります。

 

博多屋の場合はこしあん、つぶあん、チョコ、クリーム、抹茶、もも味を約3週間、品質の劣化が早いチーズ味を約2週間としています。

 

店頭でよくある質問

 

 

賞味期限、もみじ饅頭の保存方法など店頭でよく聞かれる質問・疑問をピックアップして、簡単に紹介させていただきます。

 

[もみじ饅頭を冷蔵庫で保存した方がいいの?]

 

箱入りのもみじ饅頭は、1箱8個入りや12個入り、24個入りなどがあります。

 

たくさん買ったときに気になるのが、自宅での保存方法ですよね。

 

お客様によく聞かれるのが「もみじ饅頭は冷蔵庫で保存した方がいいの?」ということ。

 

博多屋としては、冷蔵庫に入れることは推奨していません。

 

きめ細かくてしっとりしたカステラ生地の口当たりを損なう場合があるため、冷やさず常温で保管してください。

 

食べるときに袋からもみじ饅頭を出して、トースターで軽く焼いたり、フライパンで弱火で焼いたり、また電子レンジで10秒ほどチンしたりすると、温かく、味もおいしく感じていただけます。

 

※電子レンジの場合、個包装のパッケージから必ずもみじ饅頭を出し、お皿などに載せてからチンしてください。脱酸素剤が入る袋のままでチンすると、包装が焦げたり、場合によっては、発火したりする可能性がありますので、くれぐれもご注意ください。

 

[もみじ饅頭、冷凍で保存すると、賞味期限が長くなりますか?]

 

通常の食品は冷凍すると、微生物の活動が抑えられ、酸化などの化学反応も遅くなるため賞味期限が長くなります。

 

博多屋のもみじ饅頭の種類の中で、もも味、チョコ、クリームなどは冷凍してから食べると、ひんやりしてさわやかさもあり、「夏のおやつにピッタリ」と喜ぶお客様も多くいらっしゃいます。

 

一方、冷凍条件が悪い、また長期間の冷凍では、カステラ生地の水分が飛ばされやすく、品質の劣化や味が落ちやすいため、冷凍したとしても早めにお召し上がりください。

 

個人的な経験ではありますが、冷凍に向く味、向かない味があります。博多屋のもみじ饅頭の場合、クリーム、チョコ、もも、つぶあんは冷凍に向くと感じます。

 

 

[旅行中、車内に置いていても大丈夫?]

 

もみじ饅頭は生菓子なので、車内に長時間置いておくことは避けた方がいいです。

 

ただ、エアコンをつけた移動中の車内や短時間停車してちょっと車から離れる程度なら問題ありません。

 

例えば、ホテルで一晩宿泊する際は車内に置きっぱなしにせず、部屋に持っていく方が安心です。

 

 

送料込みでも安い?オンラインショップも運営中

 

 

生菓子でありながら、当店のもみじ饅頭の賞味期限は業界最長水準。

 

発送時点での最新のもみじ饅頭を送るため、お手元に届くまで時間を要するにしても、3週間ほど(チーズを除く)賞味期限があります。

 

ご自宅用でしたら12個入りで送料込み1,690円など、ご購入しやすい価格帯で販売していますので、ぜひご覧ください。

 

オンラインショップはこちら