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【博多屋×地酒】宮島旅行のお土産に地酒はいかが?日本三大酒処・広島県の地酒売れ筋5選!地ビールも

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2024.11.12 up

博多屋店内のお酒コーナー

 

 

「祝い酒」という言葉があるように縁起の良いものと考えられているお酒は、大切な人へのお土産に最適。

 

博多屋は宮島でもみじ饅頭の製造販売を営みながらも、県内や隣県の地酒を取りそろえており、国内外問わず多くの観光客が日々地酒を購入されています。

 

そんな中、日本の「伝統的酒造り」がユネスコの無形文化遺産に登録される見通しになったことが発表されました。

 

今後、日本のお酒が世界から注目を集めることが期待され、三大酒処・広島県の地酒もさらに人気が高まりそうです。

 

多彩なお酒の中から、贈る人の顔を思い浮かべて商品を選ぶ時間も旅の醍醐味ではないでしょうか。

 

今回は博多屋で売れ筋の銘柄をご紹介します。

 

 

広島のお酒はなぜ有名?

 

明治時代、広島の一人の酒造家・三浦仙三郎氏が、酒造りに向かないとされた軟水での醸造法を考案しました。

 

これにより誕生したお酒が当時国内から脚光を浴びたことで、広島は酒処として成長。

 

現在も伝統の技で酒造りをする蔵が7つある東広島市の西条(さいじょう)は、日本三大酒処の一つと言われ、その街並みはまるで過去にタイムスリップをしたような独特の風情を醸し出しています。

 

また、広島県は三原市や竹原市などにも蔵があり、県内各地で酒造りが盛ん。

 

温和な気候風土、豊な自然で造られる酒米から造られるお酒は、まろやかで飲みやすく芳醇です。

 

 

酒蔵ごとの個性が光る

 

軟水を使ったお酒は一般的に甘口になると言われますが、銘柄や品種によって味わいはさまざま。

 

酒造りを仕切る杜氏の技術にも違いがあり、酒蔵それぞれの個性が光ります。

 

広島県内には各地に点在する酒蔵のほか、オリジナルのワインやクラフトビールを作る醸造所もあります。

 

県内・隣県の多彩なお酒を販売する博多屋では、「お土産で渡す前に自分で味を確かめたい」「熱々の『宮島でがんす』(※1)に合いそう」などという要望に応え、ご購入後に店内のイートインスペースでお楽しみいただけます。

 

※1:『宮島でがんす』は博多屋の揚げ立てコーナーで販売している人気商品。詳細はこちら

※20歳以上の年齢であることを確認できない場合、酒類を販売いたしません。予めご了承ください。

 

 

お土産にも自分へのご褒美にも

 

博多屋で販売している地酒は、他者へ渡す宮島土産として購入するお客様が多いと思われがちですが、実は自分自身へのご褒美として選ぶ人もたくさんいらっしゃいます。

 

「せっかく広島、宮島に来たのだから、現地のものを味わいたい。家に帰ってゆっくり楽しみたい」。

 

そんな思いで真剣に、そして楽しみながら選んでいらっしゃいます。

 

好みの味であれば大きいサイズにして自宅でじっくり味わったり、お手頃価格の小さなサイズを数種類選んで飲み比べたり。

 

ぜひ、自分の嗜好に合うものを探してみてくださいね。

 

 

「なぜ博多屋の日本酒は冷蔵庫に入っているのですか?」

 

博多屋店内で販売している日本酒は、基本的に冷蔵庫で保管して販売しております。

 

来店されたお客様に時々、「なぜ冷蔵庫に入っているのですか?」と尋ねられ、「冷蔵庫から出したお酒は瓶に汗が出やすいため常温のものがほしい」と言われることがあります。

 

実は、日本酒は「温度」にとても弱く、通常5℃~10℃くらいの冷蔵保管が望ましいそうです。

保管方法を間違えると途端に味が劣化してしまうことがあり、その繊細さゆえ「生鮮食品」と表現されます。

 

博多屋が冷蔵ショーケースに入った状態で日本酒を売っているのも、温度によって味が損なわれるのを防ぐためです。

 

短時間の常温は全く問題ありません。

 

適切な温度管理を心掛けていただくと、お酒がよりおいしく感じられるはずです。

 

 

博多屋の宮島観光人気地酒お土産 売れ筋5選+α

 

[①「雨後の月」(相原酒造・広島県呉市)]

 

「雨後の月」。左から「純米大吟醸 山田錦」、「大吟醸 月光」、「純米大吟醸」

 

 

明治8年創業の相原酒造を代表するお酒「雨後の月」。銘柄には『雨あがりの空に、冴え冴えと光輝く月が周りを明るく照らす』の意があります。

 

広島の地酒に関するさまざまなランキングで、常に上位を占める人気銘柄です。

 

相原酒造は、呉市の山々と瀬戸内海に挟まれた地域で自然の恩恵を受けながら、「澄み切った風景を思い起こす美しいお酒を作り続けたい」と掲げる吟醸蔵です。

 

 

“雨後の月 純米大吟醸 山田錦”(720ml)

爽やかな果実香に加えて、ふくらみのあるお米の旨みと酸味がバランス良くマッチ。透明感があり、喉をスッと通っていく純米大吟醸で、食中酒としてもおすすめ。

 

 

“雨後の月 大吟醸 月光”(720ml)

非常にみずみずしい吟醸香が、バランス良く見事に立ち昇る。後味はキレのいいシャープな大吟醸酒。

 

 

雨後の月 純米大吟醸”(720ml)

酒米・雄町で仕込まれた旨みのある純米大吟醸。フルーティーな味わいのなかにも一本芯の通ったキレも感じる。「第4回KURA MASTERコンクール」プラチナ賞を受賞。

 

 

左から「純米 呉未希米【生】」、「特別純米 十三夜」

 

 

“雨後の月 純米 呉未希米【生】”(720ml)

雨後の月の地元・呉でつくられた八反錦「呉未希米」を100%使用。生産量が少なく.全国で広島の3酒販店のみ取扱いの超限定酒。

 

 

“雨後の月 特別純米 十三夜” (720ml)

アルコール度数13度ながら.心地よい果実香りと旨みがある。満月より少し欠ける十三夜の方が美しいという「未完成の美」という日本人の美学に訴えるお酒。

 

 

◾️博多屋限定ラベルの「雨後の月」◾️

鳥居を模した「福」の文字は縁起が良く贈答品におすすめ

 

 

博多屋が「数多くの観光地の中から宮島を選んでお越しくださったお客様に、宮島にしかないものを提案したい。宮島の楽しさ・福分けもできたら」との願いから開発した、「雨後の月」の限定ラベル・「福」。

 

鳥居を模した「福」の文字は縁起が良く、福と縁起と美味しさを宮島観光のお土産として、また贈答品としてもおすすめです。

 

 

“雨後の月 博多屋限定ラベル” (720ml)

フルーティーな吟醸酒であるとともに、旨みもある、“ひと粒で二度おいしい“お酒。平成9年度全国日本酒コンテスト純米部門にてグランプリを獲得。

 

 

[②「竹鶴」(竹鶴酒造・広島県竹原市)]

 

左から「小笹屋竹鶴 生もと純米原酒」、「竹鶴 純米」、「小笹屋竹鶴 純米 【大和雄町】火入」

 

 

竹原と安芸津を中心とする芸南地方で築かれた広島の日本酒造りの基礎。

 

その伝統を受け継ぎ支えてきた竹鶴酒造を象徴するお酒が「竹鶴」です。

 

竹鶴酒造は地下126mから湧き出る清浄な水を使用し、豊かな「うま味」と濃醇な味わいが特徴のお酒を造っています。

 

また、NHK朝ドラ「マッサン」で有名になった竹鶴政孝氏の実家としても有名です。

 

 

“竹鶴 純米”(720ml)

竹鶴酒造のスタンダードとも言える純米酒。飲み心地もよく、竹鶴らしい旨みも程良く感じる。

 

“小笹屋竹鶴 純米 【大和雄町】火入”(720ml)

甘い麹のようなほのかな香りが特徴。飲んだ直後はやや硬さや渋さがあるが、キレが良く、時間が経つにつれて酒米の甘みや旨みを感じる(酒質スペックは仕込みタンク毎に変わる)。

 

“小笹屋竹鶴 生もと純米原酒”(720ml)

昔ながらの木桶を使った生もと造り。しっかりとした酒米・雄町の旨みを引き出すとともに、これまでの生もとの酒以上に多面的、重層的な印象を受ける複雑な味わい。

 

 

[③「龍勢」「夜の帝王」(藤井酒造・広島県竹原市)]

 

左から、「龍勢 純米大吟醸 黒箱」、「夜の帝王 特別純米」

 

 

江戸時代末期、清冽な水に恵まれた土地で創業した藤井酒造は、現代でも大量生産はせず自分たちにしかできないお酒を造り続けています。

 

微生物と人間とが力を合わせて天然の乳酸を発生させ、健やかな酵母の働きを導く“生酛仕込み”。

 

およそ二百年以上も前に考案された、時間も技術も労力も必要とされる高度な酒造技術を大切に守っています。

 

 

“龍勢 純米大吟醸 黒箱”(720ml)

お米の旨みを感じつつ、華やかな吟醸香とフル-ティな味わい。キレも良く、飽きのこないすっきりした飲み口が特徴。

 

“夜の帝王 特別純米”(720ml)

広島県の酒造好適米である八反錦をメインに使用し.軟水仕込みの特性を活かした.口当たりまろやかな食中酒。麹と米の味わいをしっかり残しながら.アルコール度数を低めに抑えている。

 

 

[④「蓬莱鶴」(原本店・広島県広島市)]

 

「蓬莱鶴」。左から、「焼き牡蠣に一途な純米酒」、「純米吟醸 奏」、「純米大吟醸【生】」

 

 

創業はおよそ200年以上の歴史ある酒蔵・原本店は、なんと広島市内のマンションの地下。

 

地下という立地が気密性を高め温度を一定に保て、四季醸造に最適な環境を作り出しています。

 

天然の乳酸菌の力で酒母を酸性にするという昔ながら生酛造り。

 

杜氏と蔵元の二役を一人が担っており生産数が限られるため、あまり県外に出ることの少ない希少なお酒です。

 

 

“蓬莱鶴 純米吟醸 奏”(720ml)

トップクラスにフルーティな香り、そして繊細ながらもボディのある旨みが特徴。日本酒を飲み慣れていない人にもおすすめ。

 

 

“蓬莱鶴 純米大吟醸【生】”(720ml)

酒米「広島雄町」を使った純米大吟醸の生原酒。広島県産にこだわり.広島吟醸酵母で仕込む。華やかで芳醇な香りとスッとしたのど越しが魅力的な1本。

 

 

“蓬莱鶴 焼き牡蠣に一途な純米酒”(720ml)

ほのかなリンゴの様な香りが心地良く飲みやすい。魚介類の生臭さを消すためにアルコール度数は10%に設定。素材の旨みを引き出すためのさわやかな酸味(クエン酸)を効かせ、しっかりとした味わいに仕上げている。原本店の技術の光る逸品。

 

 

[⑤「幻」(中尾醸造・広島県竹原市)]

 

「幻」。左から、「大吟醸 白箱」、「純米大吟醸 赤箱」

 

 

契約栽培の酒米「備前雄町」を使い、リンゴ酵母を酒造りに活かす中尾醸造。

 

純粋な酒母を生み出すための「高温糖化酒母」の開発元です。

 

伝承の技術を使い独自の製法で、こだわりの酒造りをしています。

 

 

“幻 大吟醸 白箱”(720ml)

リンゴの皮から採取した酵母を使って醸した大吟醸酒。芳醇な香りが、清涼感と味わいに一層ふくらみを与えて、爽やかな印象。昔、皇室献上酒として使われていたお酒を再現している。

 

“幻 純米大吟醸 赤箱”(720ml)

リンゴ酵母による芳醇で華やかな香り、山田錦の濃醇な味を持ちながら、口の中からサッと消える味切れの良さが特徴。皇室献上酒として使われていたお酒を再現したもので、フルーティーで華やか。贈答としてオススメ。

 

 

お酒の通が驚く⁉︎希少な「金雀」

 

左から、「金雀 純米大吟醸(有機)」、「金雀飛翔 純米大吟醸」

 

 

「なんでこれがあるの?」と、お酒に詳しい人ほど驚く「金雀」。販売店が少なく、すぐ品切れになる希少なお酒です。

 

1764年創業の老舗蔵である堀江酒場は、山口県にある最も古い酒蔵。

 

創業から256年。日本酒の魅力を知ってもらいたいと、時代を超えて伝えられてきた家伝の技法と最新の技術を融合させ、ここにしかないお酒を世に出し続けています。

 

ロンドンで開催された世界最大規模のワイン品評会である「IWC」のSAKE部門において、「プレミアム金雀」が純米大吟醸の世界一に輝いたこともあります。

 

私たち博多屋は、堀江酒場を友人に紹介してもらい、長くアプローチしてやっと仕入れることができました。

 

蔵欠品もよくあるため、現在当店では2種類を販売しています。

 

 

“金雀飛翔 純米大吟醸“(720ml)

全国新酒鑑評会連続入賞、平成24年広島国税局清酒鑑評会首席優等賞(中国地方1位)に輝く。最高峰の酒米・山田錦を丹念に磨き上げ、清流錦川の源流の清らかな湧き水で仕込んだ純米大吟醸。 低温でじっくり醗酵させ、華やかな香りを放ちはじめた醪を酒袋で吊るし自然に滴りおちた雫酒。

 

 

“金雀 純米大吟醸(有機)“(720ml)

酒造好適米「山田錦」が誕生し88年目。その歴史ある酒米の持つ本来の美味しさを求め、圃場の地力で育くむ有機農法で生産した地元産の「山田錦」だけを使用。伝統的な技法で有機JAS認証規格の厳しい審査基準をクリア。有機栽培の理念を大切に、環境にも人にも優しいオーガニック日本酒。

 

 

宮島土産に女性に人気 芳醇な柑橘のリキュール

 

各酒蔵のリキュールや梅酒。果実の味わいが濃厚

 

 

今田酒造本店(竹原市)、サクラオブルワリーアンドディスティラリー(廿日市市)、金光酒造(東広島市)のリキュールも取りそろえています。

 

県産や国産の柑橘類を惜しみなく使用した果実酒で、どれも芳醇。味わいもすっきりと爽やか。

 

相原酒造(呉市)や西條鶴醸造(東広島市)の梅酒は純米酒を使い、梅の酸味と甘味が心地良い口あたりです。

 

 

宮島が所在する廿日市市唯一の醸造所のお酒も

 

広島県産のウイスキーやジンなどが並ぶ

 

 

広島県には酒蔵が各地に点在しますが、宮島がある廿日市市にも醸造所が一ヶ所あります。

 

その名も、サクラオブルワリーアンドディスティラリー。ウイスキー、ジン、日本酒、焼酎、リキュールなど幅広い品種を製造しています。

 

伝統を守りながらも、広島県内でウイスキー用の麦芽づくりに取り組むなど、革新的な挑戦を続けています。

 

特に近年人気が高いウイスキーとジンは、海外からのお客様もたくさん購入されています。

 

ウイスキーは期間限定、季節限定、また数量限定の商品が非常に多く、博多屋の店頭ではお客様に選びやすいように、各商品の特徴もなるべく分かりやすく紹介しております。

 

気になるものを見つけましたら、ぜひ手に取ってみてください。

 

 

飲み比べに最適なミニサイズ

 

酒蔵こだわりのお酒が手軽に楽しめるミニサイズ

 

 

博多屋では、これまで紹介したお酒の容量以外に180ml~300mlの手軽なミニサイズも販売しています。

 

気になるお酒を選んで飲み比べたり、ちょっとしたお土産にしたりするのにピッタリ。

 

また、観光の休憩がてら、店内のイートインスペースでがんすや牡蠣のオイル漬けなどと一緒にお楽しみいただくこともできます。

 

 

大人気の宮島土産♪クラフトビール・地ビール

 

クラフトビールも人気沸騰中

 

 

宮島島内唯一の醸造所・宮島ビールが製造する「もみじラガー」のほか、地元ブルワリーが造るレモンフレーバーを加えたクラフトビールなども、博多屋店内のオープンショーケースで販売しています。

 

季節に応じて限定商品を選んでいますので、来店の際はぜひご覧くださいね。

 

また、揚げたてコーナーでは注ぎたての冷たいクラフトビール「496(ヨンキューロク)」と「瀬戸内ヴァイツェン」をご購入いただけます。

 

ビールの老舗メーカー・キリンビールが、自社および全国から選び抜いたグラフとビールを最も美味しい状態で飲めるように開発したこだわりの機械でグラスに注いでいます。

 

“瀬戸内ヴァイツェン“

バナナのような独特の香り、小麦のまろやかな味わいを併せ持ち、滑らかな口当たりで飲みやすいビール。揚げたてサクサクの揚げもみじ饅頭との組み合わせがおすすめ。

 

 

“496(ヨンキューロク)“

エールビールのような豊潤さとラガービールのようなキレがあり、喉にくる痛快な刺激がたまらないクラフトビール。ピリッとした辛みが美味しい宮島がんす、大粒でプリプリの牡蠣のオイル漬け「瀬戸の一滴」と相性バッチリ。

 

 

※20歳以上の年齢であることを確認できない場合、酒類を販売いたしません。予めご了承ください。

 

また、博多屋の揚げ立てコーナーで販売しているほかの商品について、もっと詳しく知りたい方にはぜひ下記二つの記事をご参考ください。

 

【博多屋×揚げたて】宮島だから味わえる!揚げたて&出来たての「Hakataya Fry Bar

【博多屋×ひんやり】アツい旅に、博多屋店内で冷んやりひと休み