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【宮島観光】島民が考察!GWシーズンの宮島観光の注意事項

COLUMN

2025.04.23 up

 

気温が上がり、初夏の陽気で過ごしやすいゴールデウィーク。

 

大型連休ともあって、宮島には毎年、国内外から多くの観光客が訪れます。

 

嚴島神社をはじめとする観光スポットや表参道商店街、人気の飲食店はとても混み合うため、宮島観光を計画しているならその心積りで予定を立てましょう。

 

多くの人で混雑はしますが、宮島は食べ歩きができたり、自然と歴史が融合する風情ある景色を見られたり、心地よい波の音に耳を傾けたりでき、五感で楽しめる数少ない観光地の一つ。

 

旅行先に宮島を選んでくださったお客様に少しでも快適に過ごしていただけるよう、今回、旅の前に押さえておくといい宮島観光のポイントをご紹介します。

 

 

<混雑時間帯は11時から17時ごろ。過ごしやすい時間帯は朝と夕方がベスト!>

 

(瀬戸内海に浮かぶ島・宮島)

 

 

ゴールデンウィークは日本全国の観光地が旅行客でにぎわいます。

 

大変ありがたいことに宮島も例外ではなく、毎年多くの人が訪れ嚴島神社への参拝が長蛇の列になったり、飲食店の待ち時間が増えたりします。

 

とはいえ、私たち博多屋が「人が増えてきたな」と感じるのは、午前11時ごろから。

 

ですので、少し早起きして午前8時か9時ごろに宮島に到着し島内を巡るスケジュールであれば、比較的混雑が少ない時間帯で宮島観光を楽しむことができます。

 

嚴島神社の拝観時間は午前6時30分からで、博多屋のようなお饅頭屋、雑貨屋は9時か10時ごろ、飲食店なら11時ごろにはほとんどが開店します。

 

(表参道商店街を歩く外国人観光客)

 

 

多くの人が来島する11時~17時の間はどの場所も混み合うことが予想されますが、その後の17時以降は人の数が減ってきて、こちらも宮島観光におすすめの時間帯になります。

 

15時ごろに宮島に着く予定を立て、行きのフェリーは多少混雑するかもしれませんが、観光を終えた帰りのフェリーではきれいな夕日を見ることができるかもしれません。

 

要注意なのは、GWのシーズンの嚴島神社の拝観時間が18時まで、表参道商店街をはじめ島内のお店の多くが17時ごろに閉店すること。

 

それらを踏まえ、参拝や買い物をする時間を計画しましょう。

 

ゴールデンウィークに、少しでも快適に宮島を巡るための参考にしてくださいね。

 

(フェリーからの見る夕焼け)

 

 

<宮島のフェリーにスムーズに乗るために>

 

(宮島へ行くにはフェリー乗船が必須)

 

 

宮島は橋がつながっていない孤島のため、訪れるにはフェリーに乗って海を渡ります。

 

乗船場所は宮島口や広島市内にあり、宮島口からはJ R西日本宮島フェリー、宮島松大汽船、アクアネット広島の3社が運航しています。

 

J R西日本宮島フェリーと宮島松大汽船は、ゴールデンウィーク期間中に多客ダイヤとなって運航本数が増えますが、観光客が多い時期はスムーズな乗船が困難。

 

まず、両社の券売機が長蛇の列になり、乗船券を買うまでに時間がかかります。

 

しかし、交通系ICカードを持っていれば、乗船券を買わなくてもカードを入場ゲートにタッチするだけで乗ることができます。

 

宮島松大汽船は有人ゲートであれば、クレジットカードでも通ることができるようになっています。

 

フェリーの詳細はこちらの記事にまとめていますので、ぜひご覧ください。

 

利用できるカードを事前に持っていれば券売機に並ぶ必要がなく、スムーズな宮島観光につながります。

参考記事:【宮島フェリー】宮島へ渡る運航会社4つを比較!航路が増えてアクセス利便性が向上中

 

 

<観光名所「弥山」へ登るロープウエーは事前予約を>

 

「弥山(みせん)」は、宮島の中央部に位置する、標高535mの山。

 

瀬戸内海国立公園の一部であり、山の麓は嚴島神社とともに世界文化遺産の登録区域になっています。

 

頂上は展望台になっていて、見晴らしが最高。

 

360°のパノラマで、瀬戸内海や対岸の廿日市市内、広島市内、そして天気のよい日は四国連山まで望むことができる、宮島観光の人気スポットです。

 

(弥山の三鬼堂から見た景色)

 

 

弥山に登るには、徒歩か宮島ロープウエーを使います。

 

徒歩では片道約1時間30分~2時間の登山となるため、スケジュールが詰まった観光時には宮島ロープウエーの利用をおすすめします。

 

宮島ロープウエーは、弥山の麓の紅葉谷(もみじだに)駅から頂上付近の獅子岩(ししいわ)駅までを往復運行しています。

 

乗車時間は紅葉谷駅から途中の榧谷(かやたに)駅まで約10分間、榧谷駅から獅子岩駅まで約4分間です。

 

獅子岩駅からは徒歩になりますが、20~30分間で山頂に辿り着きます。

 

弥山山頂からの眺めはもちろんですが、ロープウエーの窓からの眺めもおすすめ。

 

宮島や対岸の廿日市市内の街並み、山々の稜線、そして眼下には国立公園の原始林。

 

ゴールデンウィークの時期は緑の葉をたくさんつけた木々が広がり、自然の豊さに癒されます。

 

運賃は往復で大人2000円、子ども1000円。

 

乗車券は、フェリー乗り場の宮島桟橋の向かい側に2025年1月にオープンした宮島ロープウエー案内所で購入できるようになりました。

 

案内所では乗車券販売のほか、運行案内、観光案内、オリジナルグッズの販売をしています。

 

(宮島桟橋の近くに、2025年1月にオープンした宮島ロープウエー案内所)

 

 

運行時刻など、詳しくは宮島ロープウエー公式ホームページでもご確認ください。

 

宮島ロープウエーに乗る際、通常は予約不要ですが、観光客が多い時期は公式ホームページからのWEB予約が必要です。

 

2025年のゴールデンウィーク期間のWEB予約対象日は、4月27日(日)、5月3日(土)、4日(日)、5日(月)となっています。

 

また、宮島ロープウエーの紅葉谷駅へは、徒歩で向かうか、紅葉谷公園から無料シャトルバスに乗ります。

 

(引用元:宮島ロープウエー公式HP)

 

 

紅葉谷公園から紅葉谷駅までは徒歩で約10分間、シャトルバスでは約3分間。

 

シャトルバスは紅葉谷駅9時50分発から15時45分発まで、20分間隔で運行しています。

 

 

<子どもも大人も楽しめる「宮島水族館みやじマリン」>

 

(スナメリ(右)をはじめ、瀬戸内海の多彩な生き物を展示する宮島水族館みやじマリン)

 

 

「宮島水族館みやじマリン」はお子様連れにおすすめなのはもちろん、大人同士でも楽しめるスポット。

 

瀬戸内海国立公園内にあるため、スナメリをはじめとした瀬戸内海に生息する生き物を中心に380種、15,000点以上を展示しています。

 

2階建、延床面積は6,020㎡で広過ぎず狭過ぎず程よい規模なので、宮島観光のスケジュールに組み込んで楽しめます。

 

来館者に人気なのは、アシカライブ。

館内のプールでアシカたちのパフォーマンスを間近で見ることができます。

 

アシカライブは土・日・祝日は、10時~、11時30分~、13時~、15時30分~の1日4回実施されます。

 

13時~のライブ終了後はアシカと一緒に記念撮影ができ、思い出に残る催しも。

 

芸達者で魅力的なあアシカたちと触れ合え、お子様の笑顔も広がります。

 

 

※混雑状況によって入場制限あり。

※平日は別のライブスケジュールになるため、詳細は宮島水族館の公式ホームページでご確認ください。

 

 

・営業時間 9時~17時(最終入館16時)

・入館料 一般(高校生以上)1420円、小中学生710円、幼児400円、4歳未満む無料。

 

 

<ゴミ箱が意外と少ない!?>

 

(表参道商店街の中間地点あたりに設置されているゴミ箱)

 

 

宮島観光の醍醐味の一つは、「食べ歩き」。

 

揚げもみじ饅頭やがんす、にぎり天、焼き牡蠣など、表参道商店街の中の販売各店の店頭で購入でき、すぐに食べることができます。

 

食べ終わったあとに出るのは、食べ物を刺していた串や包んでいた紙の用紙などのゴミ。

 

買ったお店にい置かれたゴミ箱に捨てることが一番ですが、食べながら移動した場合、島内は公共に設置されたゴミ箱が少ないため、それらを手に持ったまま歩くことになりかねません。

 

そうならないよう、自分で小さなゴミ袋を用意しておくことがおすすめ。

 

観光中にどうしても出てしまうゴミを持参した袋に入れれば、思いのほか快適になります。

 

ゴミ袋は帰りのフェリーに乗る前、宮島桟橋に備え付けられたゴミ箱に捨てられます。

 

観光地ならではの美味しいものを思いっきり食べられるよう、“マイゴミ袋“を持ってきてくださいね。

 

(フェリー乗り場の宮島桟橋にもゴミ箱がある)

 

 

<宮島のトイレの場所を知っておこう>

 

近年、宮島の公共トイレは整備が進み、設置場所が増えました。

 

しかし、ゴールデンウィークのように観光客が多い時期はトイレにも列ができてしまいます。

 

事前にトイレの場所を把握しておくことも、スムーズな宮島観光に必要です。

 

まず、フェリーに乗る前、宮島口の宮島口旅客ターミナルにトイレがあります。

 

2020年に供用開始したターミナルのトイレなのできれいで使いやすいトイレです。

 

フェリーにもトイレはありますが個数が少ないので、乗船前に済ませていた方が安心です。

 

到着後、フェリーを降りた宮島桟橋にもトイレがあります。

 

そのほか、島内のトイレは下記のマップをご覧ください。

 

(引用元:宮島観光協会ホームページ)

 

 

<宮島観光でよくある質問:「車いす」「授乳室」「喫煙所」>

 

宮島観光を検討中している人や旅行中の人から、私たちがよく質問されることを紹介します。

 

「車いすを借りられる場所がありますか?」

 

宮島に渡るフェリーの乗降所・宮島桟橋に宮島観光協会が運営する「観光案内所」があります。

 

そちらには車いすが15台ほど用意されており、無料で借りることができます。

 

しかし、ゴールデンウィークなど混雑シーズンは借りられない可能性もあります。

 

事前予約はできないので、使用したい当日にご確認くださいね。

 

車いすについての詳細はこちら

 

 

「宮島ではどこに授乳室がありますか?」

 

宮島島内の授乳室は、宮島フェリーターミナル、TOTO宮島おもてなしトイレ、宮島水族館、嚴島神社の4か所があります。

 

観光シーズンは、授乳室の混雑も予想されます。

 

粉ミルクなど、授乳以外の方法も用意していたほうが安心です。

 

また、授乳場所について確認しておきたいことなどがある場合は、宮島桟橋の観光案内所でご相談ください。

 

 

「宮島では喫煙所がありますか?」

 

宮島島内の喫煙所は1か所のみです。

 

宮島桟橋を出て、桟橋を背にしてすぐ左手側に「喫煙所」の看板がありますのでご利用ください。

 

 

<宮島口周辺の駐車場は約20ヶ所>

 

宮島口地区は、観光地・宮島の玄関口ともあって多数の駐車場が整備されています。

 

しかし、ゴールデンウィークの時期にはフェリー乗り場に近い場所から順に満車状態が発生。

 

国道2号線をはじめとした周辺道路も混雑しますので、お越しの際は注意が必要です。

 

廿日市市が、渋滞対策の取り組みとしてJR宮島口駅付近の駐車場約20ヶ所を対象に、場所、営業時間、料金、収容台数などの情報を提供しています。

 

詳しくはこちら

 

※ほとんどの駐車場は繁閑期に応じて料金が変わります。

 

 

<混雑で疲れたら、博多屋で休憩を>

(宮島観光の休憩にピッタリな博多屋のイートインスペース)

 

ゴールデンウィークは電車も、駐車場も、フェリーも、トイレも、どこも長蛇の列となるのが通例です。

 

もし人混みに疲れたら、博多屋のイートインスペースで休息をお取りください。

 

椅子に座って、焼きたてのもみじ饅頭や、熱々の揚げもみじ饅頭とがんすなどをお召し上がりいただけます。

 

また、表参道商店街から博多屋店内を通り抜けた先の海岸通りは、商店街に比べて人が少ない場所です。

 

気候が良い時期は、堤防に腰掛けてもみじ饅頭やがんすを食べるのに最適。

 

宮島名物に舌鼓を打ちながら、海に浮かぶ大鳥居、さざ波の穏やかな音色、心地よく吹き抜ける風など宮島らしい風情をお楽しみください。

 

博多屋で味わえる美味しい宮島名物やドリンクは、下記のリンク先で紹介しています。

 

「【博多屋×揚げたて】宮島だから味わえる!揚げたて&出来たての「Hakataya Fry Bar」」

https://miyajimahakataya.com/715/

「【博多屋×ひんやり】アツい旅に、博多屋店内で冷んやりひと休み」

https://miyajimahakataya.com/724/

 

(博多屋店舗前の海岸通り。大鳥居も見える)

 

 

<お土産選びもスムーズに!おすすめの宮島土産♪>

 

(宮島観光のお土産におすすめ。「もみじ饅頭詰合せ(4種8個入り、960円)」)

 

 

旅行の楽しみの一つは、お土産の買い物。

 

自分用や自分以外の人へ選ぶご当地土産は、日常に心休まる余韻や大切な人の笑顔を運んでくれます。

 

宮島土産は、表参道商店街にほとんどそろっています。

 

私たち博多屋ももみじ饅頭だけでなく、広島や宮島ならではの特産品や雑貨、お酒など幅広いお土産品を販売しています。

 

人気のお土産をランキングでご紹介していますので、下記の記事を参考にしてください。

 

「宮島・博多屋おすすめお土産ランキング!定番から限定まで、食品&雑貨がたくさん!」

https://miyajimahakataya.com/932/